種々のステータス機能を活用するためのアドバイザー機能を
[問題]
ステータスの種類が増えることで、プレイヤーにとって、これらを把握し、使いこなすのは困難になる。また、そもそもステータスの意味を、画面上に表示される略称などだけでは把握できない状況も出てくる(たとえばAVG、KRMってなに?のように)。しかし、ソーサリアンのように決まった道筋を持たない独立シナリオ型ゲームでは、チュートリアルを道程の途中で小出しにしていくのは困難である。さりとて、これらをチュートリアルで序盤の短い期間で叩き込むのは、プレイヤーにとって苦痛&不安である。また、電子マニュアルそのものを充実させても、ゲーム画面とは別に目的の項目を探し出すのは意外と面倒である。
以下のような方策を設ける。
ダイナミックヘルプを設置
- ステータス画面、街のメニューなど、個別の項目にポインターを合わせることで関連ヘルプを起動できるように。
- 電子マニュアルを開かずとも良い、アクセス性の向上が目的。
- 項目の意味、役割はもちろん、関連文書へのリンクなど、関係を把握しやすくしたい。
- 可能な場合には、ヘルプから関連する機能を起動できても良い(たとえば街で武器の損耗度について調べた場合には、そのまま武器屋に移動できるなど)
アシスタントロボットを設置
モデルキャラクターの設置
- 自分で作成したキャラとは別に、あらかじめ用意されたモデルキャラを設置
- モデルキャラは種族/性別のみ変更が可能
- モデルキャラは操作できない(システムが勝手に操作して、勝手に冒険に行ったり、武器を購入/修理するなどの行動をとる)
- モデルキャラの行動履歴は確認可能。行動履歴を追うことで、一定のあるべき行動パターンを理解できる
以上の方策は、上級ユーザーからは(遊び方を指示されるという意味で)嫌われるかもしれないが、幅広いユーザーが遊べる環境を提供するには欠かせないしくみと考える。