新時代のソーサリアンを提案する

30周年を越えたソーサリアンの夢と妄想を語り続ける

120種類の魔法を整理し、より分かりやすく

[問題]
120種類の魔法は、現実的にあまり利用できているとは限らない。
原因は、以下のとおりだ。

  • 攻撃魔法は、すべての属性に効果があるNOILA-TEM、LIGHT CROSS、GOD THUNDERなど、動きが異なるいくつかがあれば、その他の魔法は必要ない
  • 治癒魔法もHEAL、RESURECTがあれば、STONE FRESH、MELTなどは不要(詳しくは後述)
  • 防御/変換魔法に至っては、戦闘システムが大味なため、利用局面そのものがない(=防御力を高めても、さほど戦闘が有利にならない)
  • 種類が多すぎて、そもそも把握できない

 以下の方策に従って、30〜40種類くらいまで絞り込む。

(1)攻撃魔法

 五元素に対して、それぞれ有効度合いの異なる魔法5種類程度に絞り込む。
 オリジナルのNOILA-TEMのように、すべての属性に同等に効力を発揮する魔法は設けない。

(2)防御魔法

 物理防御、地/火/水/風/霊象の魔法防御Upなどにまとめ、用途を明確にする。

(3)治癒魔法

 HEAL、RESURECT、MELT、STONE FLESH、UN-CURSE。REJUVENATEを除くほとんどを現状維持*1
 ただし、RESURECT、MELT、STONE FRESHなどには成功率も設け、場合によっては効果を得られない場合もある。

(4)補助魔法

 自分の素早さUp、敵の攻撃力Downなど、パラメータに直接影響を与えるものに限定(=用途を明確にする)。

(5)全魔法共通

  • 魔法スキルにはLv.を設け、Lv.が上がるごとに機能が向上する(Lv.は1〜5の範囲)
  • Lv.の上昇に応じて、消費MPは増えて、詠唱時間も増える(発動までのタイムラグが増える*2)。
  • レベルまで加味すると、実質的な魔法の数はむしろ増えるが、目的が明確になるので、魔法の使い分けにもつながるはずだ。

 以下は、魔法Lv.による変化の例。

攻撃魔法 攻撃範囲の拡大、貫通/追尾などの追加など。
Ex. FRAME Lv.1:火の玉(前方) Lv.2:火の槍(複数)、Lv.3:火の槍(複数&貫通)、Lv.4:ブーメラン(前後)、Lv.5:嵐(全体)
防御魔法 防御率、持続時間の向上
治癒魔法 復活、石化解除などであれば成功率の向上、治癒等であれば回復率の向上
補助魔法 パラメータの上昇/下降率の向上、持続時間の向上

[試案]
治癒/防御魔法についてはキャラ同士の親密度(同じパーティでシナリオをクリアした回数)によって、効果に変動があっても良いかもしれない。
特にプレイヤー間でキャラの貸し借りを行う際に、特定のキャラをやりとりしたいという動機づけにもなり、プレイヤー同士の新密度にもつながるのではないか。

魔法一覧

 以上の方針に基づく、具体的な魔法は、以下の別資料config.pdfを参照。

screenshot

 表の見方は以下。

習得できるクラス ○はLv.Maxまで習得可。数字は習得可能な最大Lv.を表す
属性への効果 攻撃魔法の各属性への効果。100〜:効果増大、1〜99:効果減退、0:無効、-1未満:逆効果

魔法の拡張

  • 魔法については、後々のシステムアップデートで拡張できる余地を残しておく。
  • ただし、FLYなどゲームバランスを崩す魔法については要注意。またMP0で利用できる魔法なども原則として認めない。

*1:REJUVENATEは時間システムのバランスを崩す原因となるため、外した

*2:詠唱時間は武器のリーチに相当する考え方。