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30周年を越えたソーサリアンの夢と妄想を語り続ける

剣と魔法の都ペンタウァ - ヴァンパイア伝説 -(ストーリー前半)

SORCERIAN for iOSシナリオコンテスト ガッツリ投稿 応募作品の第1作目です(佳作受賞作)。2012/02/24投稿。

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ソーサリアンNext案 目次:[id:sorcerian:20120605]

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剣と魔法の都ペンタウァ - ヴァンパイア伝説 -(ストーリー前半)

[1]スタート地点(荒野)の空き家イベント(マップ番号 <1>)

 空き家に入ると、その時点ではまだなにも発見できず、以下のメッセージが表示されるだけ。

解説「はるか昔に打ち捨てられた民家のようだ。人の気配はない」

[2]荒野を進んで、水上の橋をわたって城に入っていく。

 以降、城下層部の探索が始まる。

[3]城の書斎イベント(マップ番号 <2>)

(発生条件)初期状態

解説「この書棚は微かに動くようだ。だが、重すぎてこれ以上は動かせない」

[4]城下層のイベント(オーサー。マップ番号 <3>)

(発生条件)初期状態
 塔の一室でオーサーに出会う。

ソーサリアン「オーサー老師!」
解説「『暗黒の魔導士』事件で、
   共に魔導士ゲディスを屠った王宮魔導士だ。
   以前よりも痩せさらばえ、老境の翳りも目立ってきているようだ」

ソーサリアン「老師ほどの魔導士が、なぜこのようなところに…?」

オーサー「…このご時世、若い魔導士も減っていく一方でな。
     老骨がこうして出張ってきているというわけじゃ。
     まあ、この身でも役立つならば、それも良い」

ソーサリアン「……」

オーサー「それにしてもこの一件、どうにも妙だとは思わんか」

ソーサリアン「妙、とは?」

オーサー「ヴァンパイアは、その生態からすれば、
     人里近くに拠点を構えるはず。
     さもなくば<食料>を調達できぬからな。
     にも拘らず、このような辺境でわざわざ騒ぎを起こしておる。
     わざわざ冒険者を誘い出そうとでも言うかのようにな」

ソーサリアン「ペンタウァも妖が入り込む余地が少なくなっていますし、
       王都の力が及ぶ範囲には立地しにくかったのでは?」

オーサー「かもしれぬし、そうでないかもしれぬ。
     …だが、そのわりに城内に漂う瘴気が強力なのが
     気になってならん。
     いずれにせよ、儂ももう少し城内を調べてみるつもりじゃ。
     主らも気を付けてゆくのだぞ」

 その後、オーサーは姿を消してしまい、同じ場所では出会えない。

[5]城中庭のイベント(カレン。マップ番号 <4>)

(発生条件)初期状態
 城の中庭でカレンに出会う。

ソーサリアン「カレン、か…!」

解説「『メデューサの首』事件で、共にメデューサを斃したハンターだ。
   四肢には以前と変わらず、ハンターらしい精力が漲っているが、
   心なしか疲れも見えるようだ」

カレン「久しぶりだね、ソーサリアン。
    メデューサハンター?
    なにいってるんだい、
    このご時世、メデューサハンターだけじゃ食っちゃいけないさ。
    今は、少なくなった化け物を狩って旅する賞金稼ぎだよ。
    師匠のアルモスも引退しちゃってね。それからは一人旅さ。
    ま、あたいはあたいでぼちぼちやってるんで、お互い頑張りましょ」

 その後、カレンは姿を消してしまい、同じ場所では出会えない。

[6]城の中庭イベント(マップ番号 <5>)

(発生条件)初期状態

解説「城壁の上の方には塔が見える。
   だが、さしあたって入口らしきものは見当たらないようだ」

[7]城下層イベント(グロス。マップ番号 <6>)

(発生条件)オーサー/カレンに会った後
 城の中で、ダークストーカーに襲われているノームの老人に出会う。

解説「ノームの老人がダークストーカーに襲われている!」

 ダークストーカーをすべて倒すと、ノームの老人との会話。

老人「おかげで助かったぞ。
   あぁ、おぬしらも、この城を調査に来た者たちか。
   ヴァンパイアが出てくると聞いてからこちら、
   この辺りもすっかり賑わってきておるようだな…フォフォフォ」

ソーサリアン「平和を好む小人族が、なぜこのようなところに?」

老人「儂はグロス、ノームの戦士じゃ。老いてはいるがな」

解説「グロスはそういって、またも哄笑した」

グロス「ヴァンパイアがこの一帯に現れてから、すべてが狂い始めたのじゃ。
    精霊たちは正気を失った。
    土地は荒地と化し、水はくすみ、炎は翳り、
    風は病を運ぶようになった。
    我が勇敢なる息子クルトンは、
    ヴァンパイアが現れるのと前後して姿を消してしまった。
    探しに向かいたかったが、儂には守るべき村があったでな。
    しかし、その村も荒れ果て、畑は作物を実らせなくなった。
    そこで、いよいよ意を決して、城に入ったというわけだよ」

解説「グロスは荷物からマントを取り出した」

グロス「そして、見つけたのがこれじゃ」

ソーサリアン「それは?」

グロス「<五元素のマント>と言ってな、地、火、水、風、霊――
    五元素の魔性の力を一時的にわがものにできる力を持つという。
    もはや儂らでも話が通じなくなっている者も多いが、
    彼奴らを屠ることで、その力を吸収できるはずじゃ」

ソーサリアン「それで、あなたが自分で?」

グロス「かつての同胞から、力を奪うと咎めるかね。
    じゃが、それでも儂は少なくなった仲間を救うためには殺すよ。
    必要ならばいくらでもな。
    これがあれば、あるいは乾き果てた畑にも、
    水の潤いを与えられるやもしれぬ。
    もっとも。
    マントを得たは良いが、
    城内の妖に見つかって、先ほどの有り様じゃ。
    情けない限りだよ。
    どうかね。
    このマントはお主らにやろう。
    城内の案内も多少はできるはずじゃ。
    その代わり、
    この老いぼれと一緒に息子を探すのを手伝ってはくれんかね。
    悪い話ではなかろう?」

解説「グロスが仲間になった。<五元素のマント>を手に入れた」

グロス「<五元素のマント>は、基本、
    最後に取り込んだ元素の力を持ち主に与えてくれるようじゃ。
    別な元素を取り込んだら、
    一度取り込んだ元素も改めて取り込まねばならぬ。
    取り込んだ元素によって得られる力はさまざまのようじゃから、
    試行錯誤していくしかないの。
    まずは、儂らの村に雨を降らせてやりたい。
    すまんが、<水元素の力>を探してくれるか。
    …儂らの村?
    おぅおぅ、お主らも城に来る前に見たであろう。あの空家の中よ」

 以降、魔物を斃すと、それぞれの属性に応じて<○属性の力>というアイテムを落とすようになる(拾うかどうかは選択可能)。詳しくは「登場アイテム」「モンスター」も参照。

[7]スタート地点空き家イベント(マップ番号 <1>)

(発生条件)グロスを仲間に加えた後
 グロスを連れて、空家に戻ってくると…

グロス「おぉい、グロスじゃ!皆の衆、今戻ったぞ!」

解説「グロスが地面に向かって呼ばわると、
   地面には隠れた穴があったのだろう。
   どこからともなくノームの一団が湧き出てきた」
   ノームの一団が空家の中にあらわれる。

ソーサリアン「ここが、ノームの村だったのか
       …にしては、ノームの数が少ないようだが?」

グロス「うむ…もちろん、今回の出来事で死んでいった者もおるが、
    その前から一族は随分減っておったのだよ。
    考えてもみよ。我々は、森や大地に住む生き物。
    時として、使われなくなった家屋の地下の暗がりに住むこともあった。
    しかし、今はどうだ。
    ペンタウァを中心にどこもかしこも拓かれ、
    我々が住める土地も限られてきておる。
    同胞たちは一人去り、二人去りして、今残っておるのはこれだけよ。
    ドワーフ、エルフなど、
    もともと人間と交わることの多かった部族であればいざ知らず、
    他の卑小なる一族はどこも一緒よ。
    あるいは、我が息子クルトンももう、
    すでに遥かな土地へ行ってしまったのかもしれぬ」

ノーム村長「…グロスか、よく戻ったな。
      …この者たちは?」

グロス「おぉ、村長か」

解説「グロスは、これまでの経緯をノームの村人たちに話した」

ノーム村長「…なるほどの。
      グロスを助けてくれたことには礼を言うが、
      お前さんら、本当に信用しても良いのかね」

グロス「村長!
    …すまんな、ソーサリアン。
    精霊の中には、そもそも同胞たちが減ったのは
    ペンタウァが自分たちの土地を侵食しているため、
    と信じているものも多いのだ」

解説「言われて見渡してみると、
   ノームたちが自分たちを見る目は決して好意的ではないようだ」

ノーム村長「せめて、この土地の渇きでもなんとかしてくれればな。
      なかなかどうして、人の子は信用できぬ」

(発生条件)グロスを仲間に加えた後/<水属性の力>を得た後

グロス「それ、安心せよ。皆の衆、見ておれよ」

解説「<五元素のマント>を通して<水属性の力>が湧きあがり、
   枯れ果てた地面から水が湧き出しはじめる。
   外でも柔らかな雨が降り出したようだ」

ノーム村長「おぉ…これで畑が救われる…!」

解説「それはわずかな変化であったかもしれない。
   まだソーサリアンを見る目は不審混じりではあったが、
   先ほどの敵意は心なしか和らいだように見える」

ノーム村長「まだ、お主さんたちを信用したわけではない。
      しかし、ノームは礼儀を重んじる種族だ。礼はさせてくれ。
      もっとも、今の儂らにはこんなものしかないが…」

解説「<赤い種>をもらった」

ソーサリアン「これは、作物を育てるのに大事な種なのでは…?」

ノーム村長「……」

グロスソーサリアン…もらってやってくれんかの。
    儂らは、そのような形でしか気持ちを表せぬ不器用な種族なのじゃ。
    あれで、村長もお前さんらには心から感謝しているんじゃよ」

ノーム村長「……」

 以降、再び城の探索に戻る。

[8]城中庭のイベント(マップ番号 <5>)

(発生条件)<赤い種>を持っていること

ソーサリアン「あっ…!」

解説「ノームの村長からもらった種を落としてしまった!
   種は岩の隙間に吸い込まれ、もはや拾うことはできそうもない」

グロス「落としてしまったものは仕方ないな…さあ、行こう」

[9]城の書斎イベント(マップ番号 <2>)

(発生条件)<地属性の力>を持っていること。

解説「マントが輝き、身体中に<地属性の力>が漲ってくる」

 書棚を押せるようになる。

解説「書棚がスライドし、背後から隠し扉が現れた!
   扉の奥は下の階層に繋がっているようだ」

 以降、地下ダンジョンに進めるようになる。

[10]地下ダンジョン中央区画のイベント(アンナ。マップ番号 <7>)

(発生条件)初期状態
 地下ダンジョン中央区画で、吟遊詩人のアンナと出会う。

アンナ「お久しぶりね」

解説「『天の神々たち』事件で大いなる神ユイターを鎮めた吟遊詩人だ。
   今度は、こんな辺境に迷い込んだのだろうか」

アンナ「…なんでこんなところにいるかって?ご挨拶ね。
    ペンタウァもすっかり明るくなってしまったでしょう。
    吟遊詩人が求める伝承や精霊の世界は、
    こんな辺境まで来ないと見つけられなくなってしまった
    ということよ。
    でも、ここもひどいものね。
    生きている精霊もほとんどが正気を失っている。
    ヴァンパイアが出てきたとかで物騒にもなってきたし、
    そろそろ別な土地に移動するつもりよ」

 以降は、持っている<〜属性の力>によって、アンナのセリフが変わる。

<土>
アンナ「それは<土属性の力>ね…
    土の力は、あなたに物理的な力を与えるでしょう。
    また、大地は生物を育む母胎の象徴でもあります」

<水>
アンナ「それは<水属性の力>ね…
    水の力は、あなたに水を自由に操る力を与えるでしょう。
    水中を自由に駆け、水を呼び出すことが可能になります。
    また、水は生命の象徴でもあるわ」

<火>
アンナ「それは<火属性の力>ね…
    火の力は、あなたに火を自由に操る力を与えるでしょう。
    また、火は浄化の力も齎してくれるわ」

<風>
アンナ「それは<風属性の力>ね…
    それは、あなたに風を操る力を与えるでしょう。
    また、風は変化の象徴でもあるわ。時を駆け抜けていくのも、
    風なのよ」

<霊>
アンナ「それは<霊属性の力>ね…
    霊の力は五元素の中でも、特に扱うのがとても難しい。
    下手にすべての力を引き出そうとすれば、
    あなたが異界に引きずりこまれることにもなるわ。
    ただ、この世ならざる者に接する時に役立つこともあるでしょう」

[11]地下ダンジョン中央区画のイベント(オーサー。マップ番号 <8>)

(発生条件)城下層でオーサーに出会っていること
 地下ダンジョンを進んでいくと、オーサーがダンジョンの片隅に立っている。

オーサー「おぉ、ソーサリアン、お主らも無事だったようじゃな。
     …ん、そこに纏っているマントは?」

解説「ソーサリアングロスから訊いた話を、オーサーに話して聞かせた」

オーサー「<五元素のマント>か…儂も聞いたことがないが…うむ…」

解説「オーサーが言い淀むのに、ソーサリアンは首を傾げた」

ソーサリアン「老師はなにかお気になることでも?」

オーサー「いや、儂の気にしすぎだろう。
     ただ、そのマントからは尋常ならざる魔力を感じる。
     それなのに、妙に<静か>であるのが気になるのだ。
     ヴァンパイアの持ち物であることを考えても、
     気を付けるに越したことはないじゃろう」

 その後、オーサーは姿を消してしまい、同じ場所では出会えない。

[12]地下ダンジョン中央区画のイベント(マップ番号 <9>)

(発生条件)初期状態

解説「下には水路が続いているようだ。
   しかし、相当に深いようで、そのまま潜るのは難しそうだ」

(発生条件)<水属性の力>を持っていること

解説「<水属性の力>が身体中に沁みわたっていく。
   これならば、水の中でも長いこと息が続くかもしれない」

 水路に入れるようになる。

[13]地下ダンジョン西区画のイベント(ウンディーネ。マップ番号 <10>)

(発生条件)初期状態
 ウンディーネは地下ダンジョンの水の通路を抜けた先に横たわっている。

ウンディーネ冒険者…?おや、土の妖精も一緒なのね」

グロス「彼らはペンタウァからやってきたソーサリアンじゃ。
    この城に巣食うヴァンパイアを屠りに来たのじゃ。
    どうじゃろう、普段はなかなか接点もない儂らではあるが、
    今回ばかりは共闘できないものか」

ウンディーネ「そうね…協力できることがあるのであれば。
       でも、あまり期待はしないで。
       私の力はもう以前のようではない。
       もうこうして水辺でこの姿を保っているのがせいぜいなのよ」

[14]地下ダンジョン東区画のイベント(サラマンダー。マップ番号 <11>)

(発生条件)初期状態
 サラマンダーは、ダンジョン東区画の最奥部(火山口)にいる(東区画には、最初は西区画経由でしか行けない)。

サラマンダー「我は火の精霊。我の領域を脅かす者は何者か」

グロス「待て待て、火の精霊よ。儂は土の精霊じゃ。
    そして、この者たちはソーサリアン。
    この城に巣食うヴァンパイアを屠りに来たのじゃ。
    お主に対して害意はない。
    むしろお主にも力を貸してほしいと思ってやってきたのだ」

サラマンダー「力を貸す?なぜ?」

グロス「なぜ、じゃと。ヴァンパイアがやってきてからであろう。
    我ら同胞が正気を保てなくなったのは。
    我ら同胞が変質していったのは」

サラマンダー「善哉。ヴァンパイアとやらに手を貸すつもりもないが、
       彼奴めの瘴気が弱まっていた我らに力を与え、
       消えゆくさだめから逃れる術となるのであれば、
       抗うつもりもなし」

グロス「お主がお主でなくなっても、か」

サラマンダー「さにあらず。
       力を得て、新たな我となるのであればそれで良し。
       むしろ科学なるもので昏がりを退け、
       無制限に我らの住まいを侵食する人こそが、我らが真の敵。
       一度だけ言う。
       そこなる人らと共に去れ、土の精霊よ」

グロス「ま、待て…!」

サラマンダー「消えゆくさだめに身を委ねるだけの者に用はない!」

 サラマンダーとの戦闘開始。
 しかし、傷ひとつ与えることができない。

ソーサリアン「ダメだ…!今の我われでは奴に近づくこともできない」

 その後、東区画側のロックを外すと(マップ番号 <12>)、以降、中央区画⇔東区画の行き来ができるようになる。

[15]地下ダンジョン西区画イベント(ウンディーネ。マップ番号 <10>)

(発生条件)ダンジョン東区画でサラマンダーと会った後

ウンディーネ「サラマンダーと会ったのね」

グロス「彼奴めは、もうダメじゃ。正気とは思えぬ」

ウンディーネ「いいえ、彼は正気よ。
       私たち精霊の中で、もっとも正気だと言ってもいいわ」

ソーサリアン「あれが、火の精霊の本質である、と…?」

グロス「確かに攻撃的な奴ではあったが、あそこまでではなかったろうに」

ウンディーネ「彼は、滅びゆく私たちの運命をもっとも憂いていたわ。
       そして、ヴァンパイアによって、
       この地が変わらざるを得なくなったとき、
       彼はまず変わることを選んだ」

ソーサリアン「それはあなたも同じですか?水の精霊よ」

ウンディーネ「いいえ。水の精霊は<変化>の象徴ではあるけど、
       誰かによって変えられることは好まない。
       今の変化は、単に誰かによって嵌められた型にすぎない」

グロス「ならば、儂らと目的は同じはずじゃ。
    どうじゃろう。儂らと共に来て、サラマンダーを鎮めてはくれんか。
    火の精霊と対極にあった、お前さんならそれができるはずじゃ」

ウンディーネ「そうね…できるものなら。
       でも、私にはもう水辺から長時間動く力が残っていないの。
       なにか私を運べる入れ物があればね…」

[16]スタート地点空家イベント(ノーム村長。マップ番号 <1>)

(発生条件)ウンディーネを運ぶ器を頼まれた後

ノーム村長「水の精霊を運ぶだと?こんなものしかないが…」

解説「<汚いバケツ>をもらった」

[17]地下ダンジョン西区画イベント(ウンディーネ。マップ番号 <10>)

(発生条件)汚いバケツを入手した後/水晶のビンを入手する前

解説「<汚いバケツ>を、ウンディーネに見せた」

ウンディーネ「…それは無理」

グロス「やはりダメかの」

[18]スタート地点空家イベント(ノーム村長。マップ番号 <1>)

(発生条件)ウンディーネに<汚いバケツ>を拒まれた後

ノーム村長「水の精霊に断られたと?気位の高い水辺の女王め…
      ちょっと待っておれ」

解説「村長は手際よくバケツを磨くと、見違えて綺麗なバケツになった。
   <綺麗なバケツ>を手に入れた」

ソーサリアン「…ウンディーネが納得してくれると良いが…」

[19]地下ダンジョン西区画イベント(ウンディーネ。マップ番号 <10>)

(発生条件)<綺麗なバケツ>を入手した後

解説「<綺麗なバケツ>をウンディーネに見せた」

ウンディーネ「…綺麗でも、バケツは無理」

グロス「そうじゃろうな」

[20]城中庭のイベント(マップ番号 <5>)

(発生条件)<赤い種>を落とした後/<綺麗なバケツ>をウンディーネに拒まれた後

解説「<赤い種>を落とした場所から、小さな木の芽が伸び出ている」

[21]城中庭のイベント(マップ番号 <5>)

(発生条件)<赤い種>が芽を出していること/<地属性の力>を持っていること

解説「<地属性の力>が岩の狭間に落ちた種に吸収されていく…」

 画面がフラッシュ!

解説「種は一瞬のうちに大木へと育ち、頭上高くに聳えた」

グロス「地属性は育みの象徴でもあるでな。
    むろん、儂の力ではもはやこのようなことはできぬ。
    マントが力を何倍にも増幅しているのじゃろう」

 以降、東の塔に進めるようになる。

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